ノンネイティブ MARINER COATレビュー|重さ・着心地・使いやすさは?買う前に知りたかった正直な感想

冬のアウター選びって、毎年けっこう悩みますよね
見た目が気に入っても、
「重いのは嫌だな…」「暖かさはどうなんだろ…」「結局、使いにくかったら嫌だし…」
そんなふうに買う直前まで迷い続けてしまったり
僕も毎年同じことで悩んでいて、今回のノンネイティブのMARINER COATを買うときも例に漏れずでした(見た目が好きすぎでしたが)
Pコートってクラシックで好きだけど、
・重いイメージ(メルトン生地特有のずっしり感)
・着こなしがむずかしそう(シンプルな分)
・前を開けたときの形が崩れる(どうしてもダブル仕様で前がびろってなる感じ笑)
そんな“勝手な不安”があって、なかなか踏み出せなかったり過去の経験上見送ってきたりしたんですけど今期のPコートの出来はどうだろう??
でも、結果は──
買ってよかった。過去一でよかった。
で、何が言いたいか。同じように迷っている人の役に立てるように、
良い部分も気になる部分も、正直に書いていきます。ノンネイティブがお好きな方に少しでも届いたら幸いです。
一番感じたのはメルトン生地の存在感がすごく良い
まず届いて最初に思ったのが、
「あ、これは良いメルトンだ」 ということ。
ぎゅっと目が詰まっていて、光の当たり方で艶やかな表情が変わる感じ
それでいて毛羽立ちは少なく、質の良さが分かる。←そんなわかってないかもですが笑
メルトンって安いものだと長持ちしないけれど、この生地は“しっかり作ってある安心感”があります。
多少重さはあるけれど、それさえも良い方向に感じられるくらい。ウールがしっかり縮絨されているって意味ですよね!!!
レザーの風合いがしっとりしていて上質
ノンネイティブの服で毎回思うのは、素材選びが丁寧だということ。最近のどんなブランドもそうでしょうし、むしろノンネイティブは素材からオリジナルで作るってイメージよりあり物に機能素材を加えて権威性を発揮しているブランドだと認識しています。
このコートの随所に使われている牛革のレザーも例外じゃなくて、しっとりとした手触りで、思わず触ってしまう。中々気持ちいいんですよ。ほんと
襟裏、ポケット裏、裏地の首周りに貼られていてしっとりした革が高級感増しています。
こういう“小さな満足”って、アウターのように毎日着るアイテムだと特に効いてくる気がします。
予想外に嬉しかったのは「前を開けても決まる」こと
Pコートって、ボタンを閉めてこそシルエットが完成するイメージがありました。本来はそうかもしれません。
でも、このMARINER COATは前を開けても形が崩れず、ちゃんと様になります。
ならばと中にデニムジャケットを仕込んだり、鮮やかな色味のニットをインナーにしたりとコーディネートの幅も広がってそこでも自然に着られるのは、想像以上に嬉しい部分でした。

良いところまとめ
- メルトン生地が美しくて丈夫そう
- レザーの風合いが上質で、触れるたびに気分がいい
- 前を開けてもシルエットが決まる(ここ重要)
- 冬に頼れる“安心感のある一着”
気になるところも正直に
● ちょっと重い
ライトアウターの軽快さはありません。
やはりウールをしっかり縮絨している証拠でそれも結果的に満足です。
なのでそれを補って余りある暖かさと安心感があります。
● ライナーの WINDSTOPPER® が少しパリッとする
着る時初めににわずかに音がします。
使っていくうちに気にならなくはなるけれど、気にする人は注意。
総評:悩んでよかった。過去一で買って良かった
気になる部分もあるけれど、それを上回る良さがしっかりある。
- 毎日着たくなるデザイン
- 着るたびにちょっと気分が上がる
- 冬に安心して任せられる
- 長く着られそうな作りの良さ
アウターって、買うまで悩むのは当たり前だと思う。
でも、その時間ごと「買ってよかった」と思わせてくれる一着でした。
もし同じように迷っている方がいたら、このレビューが少しでも背中を押せたら嬉しいです。
冬の服選びって、ほかのアイテムとの組み合わせも重要ですよね。
最近書いたこちらの記事もよければどうぞ。
https://www.formandfolk.online/how-many-clothes-own-muji-hanger/MUJIのハンガーと服の所持数の記事
最後にひとこと。
悩みながら買った服が、毎日の気分をそっと上げてくれる。
そういう出会いがあると、冬が少し楽しくなりますね。
