“ちょうどいい”を形にした道具。無印良品のダイヤル式キッチンタイマー

料理をしているとき、ちょっとしたことで手が止まる瞬間ってありませんか?
たとえば、鍋を見ながら「3分だけ茹でたいな」と思ってタイマーをセットするとき。
ボタンを何回も押して時間を合わせるあの作業、地味に面倒だったりします。
電子音が鳴るまでの数分を測りたいだけなのに、設定に数秒かかることでテンポが乱れるような!
そんな小さなストレスを感じたことがある人にこそ、
ぜひおすすめしたいのが、
無印良品の「ダイヤル式キッチンタイマー」です。
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182248296
このタイマーは、名前の通り“ダイヤルを回すだけ”で時間をセットできます。時計回りに回すと数字が進み、逆に回すと戻る。
それだけ。潔いですよね。
シンプルすぎると思うかもしれませんが、この“それだけ”が、ものすごく気持ちいいんです。
ボタンを何度も押す必要がないから、調理中の流れを止めない。
直感的に回すだけで設定できるので、
手が濡れていても、慌ただしい朝でも、サッと使える。
まるで「考える前に動く」ような心地よさがあります。感覚で操作できる心地よさ。
さらに魅力的なのが、“余計なことができない潔さ”。
ストップウォッチ機能も、複数アラームもなし。
まさに「時間を計る」ためだけのタイマー。
一見、機能が少なく見えますが、
使う人の満足ラインをしっかり見極めた設計なんです。
キングコング西野亮廣さんの著書『夢と金』に、こんな一節があります。
『95点の味で十分満足してしまうお客さん』を前にして、40点の味を95点に引き上げる努力には意味があるけれど、一方で、そのお客さんは96点と97点の違いを判断できる舌を持っていないので、96点の味を97点に引き上げることにチームのリソースを引き続き割いてしまうのは得策じゃないよ」ということです。
公式ブログより引用
つまり、“ハイスペック”と“オーバースペック”を混同してはいけないということ。
無印良品のこのタイマーはまさに、ハイスペックの代表です。
お客さんが求めているのは「簡単で、正確で、気持ちいい操作感」。
その満足ラインを的確に捉え、
あえて余計な要素を削ぎ落とした結果、
誰が使ってもストレスのない「ちょうどいい道具」になっています。
無印良品のプロダクトには、いつも“引き算のデザイン”が息づいています。
このタイマーも、派手さはないけれど、
毎日の暮らしの中で「ちょうどいい」を支えてくれる存在。
使うたびに、料理の時間がすこし整う。
見た目も白くて清潔感があり、どんなキッチンにも馴染む。
デザインも機能も、余白が心地いい。
便利すぎないからこそ、長く使いたくなる。
この“ちょうどよさ”こそ、無印良品が届けてくれる本当の価値だと思います。
【まとめ】
- 感覚で操作できるダイヤル式
- 過剰な機能を削ぎ落とした潔さ
- 「満足ライン」を見極めた設計
無印良品のダイヤル式キッチンタイマーは、
「便利すぎない暮らし」を求める人にぴったりの一品です。
読んでくださりありがとうございました!!!!
