雨の日も快適。nonnative × SPINGLEのDWELLER TRAINER 2 HIレビュー|履き心地と機能性を両立した一足

「コンバースとかの見た目は好きだけど、もう少し履き心地の良いスニーカーがほしい」
「雨の日に履ける革スニーカーってないかな?」
そんな悩みを持つ人におすすめしたいのが、〈nonnative〉の2025年秋冬モデル「DWELLER TRAINER 2 HI COW LEATHER WITH GORE-TEX」です。
ファクトリーブランド〈SPINGLE MOVE〉との共同開発で生まれたこのモデルは、クラシックな見た目と高機能な素材使いを両立した一足。
今回は、実際に履いてみて感じた“リアルな履き心地”と、前シーズンとの違いを正直にレビューします。
デザインと機能性を兼ね備えたnonnativeの定番モデル
nonnativeの定番スニーカーライン「DWELLER TRAINER」は、ブランドの哲学「洋服とは、人生を投影するための道具である」を体現するような存在。
nonnativeは用途に合った素材、丈夫な縫製、そして機能的なディテール——それらを時代に合わせたシルエットで再構築しています。
今期の「DWELLER TRAINER 2 HI」は、8ホールのハイカットスニーカー。
GORE-TEX 2Lを搭載し、雨の日でも完全防水。内部の蒸れを防ぎながら快適に履ける構造になっています。2010年の春夏に初めてリリースされて以来長くリピーターの多い靴じゃないかと思います。
ノンネイティブでは昨今の主流になりつつあるセンタージップ仕様で着脱がしやすく、ジップパーツを外して丸紐で履くことも可能。
その日のスタイルや気分で“2WAY”を楽しめるのも魅力です
今期のアップデートポイント
前作から大きなデザイン変更はないものの、細かな改善が施されています。
- 足首まわりにパッドを追加
履いたときのホールド感がアップ。足首がしっかり固定されるので、動いたときの安定感があります。 - シューレースホール部分を別生地で補強
摩耗しやすい部分を補強することで、より耐久性が向上しました。 - トゥキャップをやや小ぶりに変更
見た目がスッキリし、より洗練された印象に。
一見わかりにくいですが、細部のつくりが確実に進化しています。

実際に履いてみて感じたこと
正直に言うと、履き心地は劇的には変わっていません。
しかし、足首まわりのパッドが加わったことで、フィット感と安定感は確実にアップしています。
コンバースのような見た目ながら、ヴァルカナイズ製法による柔らかいソールが足裏にしっくり馴染み、長時間歩いても疲れにくい。
また、GORE-TEXの防水性は想像以上で、雨の日でも靴下が濡れることはありませんでした。
梅雨や冬場など、天候を気にせず履けるのは大きなメリットです。
こんな人におすすめ
- コンバースの雰囲気が好きだけど、履き心地にもこだわりたい人
- 雨の日も快適に履けるスニーカーを探している人
- スピングルムーヴ製の柔らかなソール感が好きな人
- 長く愛用できる「道具」としての靴を選びたい人
特に「履き心地」と「デザイン性」をどちらも妥協したくない人には、まさに理想的な一足です。

コンバースとどう違う?
デザインは一見似ていますが、履き心地は全く別物。
コンバースは軽くてカジュアルな印象に対し、このnonnative × SPINGLEモデルは重厚感と安定性があります。
アウトソールの反発力、足首のホールド、そして防水性能——
そのどれもが“上質な大人のスニーカー”と呼ぶにふさわしい完成度です。
まとめ|日常に“少し上質な快適さ”を
雨の日にも強く、長時間歩いても疲れにくい。
「DWELLER TRAINER 2 HI」は、ただのおしゃれなスニーカーではなく、毎日の暮らしを少し快適にしてくれる道具のような存在
デザイン、履き心地、機能性。
そのすべてをバランスよく備えたこのモデルは、まさにnonnativeらしい一足。
日常のスニーカー選びに悩んでいる人は、ぜひ一度試してみてください。
きっと“道具としての洋服”というブランドの理念を、足元から感じられるはずです。
